May 19, 2006
「アイデアの作り方」という本を読みました。
アイデアのつくり方
ジェームス W.ヤング
阪急コミュニケーションズ / ¥ 816 (1988-04-08)
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この本は翻訳本で、ジェームス・W・ヤング氏の原著は、
A Technique for Producing Ideas (Advertising Age Classics Library)
James Young
McGraw-Hill / ¥ 517 (2003-01-21)
発送可能時間:在庫あり。
こちらです。広告代理の分野ではテキスト代わりとして読まれているほどの名著だそうです。
この本で語られている内容は広告代理の分野に限らず、頭を使う作業がメインの仕事において思考の中心に据えるべき考え方だ、と思いました。特に、継続的に頭を使い、なおかつそのアウトプットを求められる場合に、非常に重要な考え方だと言えるでしょう。
本書では、アイデアの作られる過程を5つに分けています。私なりにまとめた表現で5つの項目を並べると。。。
- 資料収集(特定の問題解決のための資料と一般的知識)
- 資料の徹底分析
- 思考の休暇
- アイディアの誕生!
- アイディアを具体化し現実に則したものに置き換える
になります。非常にシンプルです。今までにアイディア出しをしたことのある人ならば、そのアイディアが上記の流れに沿っていたとは思いませんか?
自分にあてはまると思われるのは、3. 思考の休暇 の部分です。何をするにしてもそうですが、体系立った内容や深みのある思考をする時に、一気にえいや!とやってしまうと大抵は駄作になってしまいます。なので、必ず80%くらいまで作業をしたら一度その作業を寝かせて、後でまた見るようにしています。
この5つの流れの根底にある大きな考え方は、「アイディアは、既存のアイディアの新しい組み合わせである。」という発想です。この考え方は、パレートというイタリアの社会学者によるものです。パレートは、「パレートの法則(いわゆる2割8割の法則)」で有名です。
そう考えると、我々個人が新しいと思うアイディアは、実は生まれ出でてからそのアイディアにたどり着くまでの期間、その間に知り得た知識の組み合わせに過ぎないと理解できます。
仮にこの考え方が完全に真であるならば、次の2つのことが言えると思います。
- アイディア出そうと、うーん・・・と単純に悩んでいても時間の無駄。
- 1つでも多くの知識を集めて理解することが最も重要。
とすると、実はアイディアを捻出する行為とは、機械的な作業に落とし込むことができ、この著書の言わんとする5つの流れが、真実を述べていると言えるのでないでしょうか。
この本から私が学んだ、そしてちょっと安心したのは、アイディアを欲する人が始めにするべき、そしてそれが全体のほとんどを占めていると言えるのが、「情報収集」である。ということです。
未熟な私は、がんばって論文を読もうと心に誓うのでありました。
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